ハンディコミックでは食糧人類が巻、話ともに配信中

食糧人類といった漫画は過激な広告で話題となったサバイバルホラー漫画の一つ。電子漫画ではまだ第1巻までしか配信されていないが非常にグロく、重厚な作品となっている。
ハンディコミックではこの「食糧人類」が巻、話ともに対応して配信されている。巻の場合は1巻:540pt、話の場合は1話:54ptで購入することができる。ちなみにハンディコミックでは巻購入はページ読み、話購入はコマ読みとなるので自分の閲覧好みに合わせて巻、話購入にするか検討すると良い。
食糧人類のあらすじ
食糧人類はある日、男子高校生である伊江とカズがバスでの帰宅途中に催眠ガスによって拉致されるところから始まる。主役は伊江といった平凡な高校生。だが絶対記憶能力を持っており、一度みたものは脳裏に焼き付いてしまうといった特殊な能力をもつ。
拉致された二人はどこかもわからない施設で信じられない光景ばかりを目にする。とはいっても序盤で友人であるカズは思考を抑制する液体を飲んでおり、すでにラリパッパーになっている。
伊江は閉じ込められた人間飼育室といった場所で思考を抑制する液体を飲まずに脱出する術を考えていた山引、ナツネといった人物と出会う。伊江の空気を読まない行動によって幾度かピンチに陥るが伊江、山引、ナツネ、カズの4人はなんとか飼育室を抜け出すことに成功。
ここから施設の様々な実験現場を目の当たりにするが予想だにしない出来事ばかりが4人を襲うハメとなる。
食糧人類の第一巻ではまだ施設から抜け出せないし、世の中がどういった状況になっているかも語られない。これからの展開次第で大きく化ける作品といった感じ。ただ描写は非常にグロい。耐性がない方には少しキツイ漫画かもしれない。
食糧人類は引き込まれる画力やストーリーが魅力
食糧人類の主役であろう高校生:伊江は第一巻だと影の薄い存在になっている。山引、ナツネのキャラが強すぎるからだろう。今後、彼がどのように物語の核心に関係してくるのかも少し楽しみ。また飼育室で出会った謎多き山引、ナツネといった人物。
そして、そもそも伊江たちが収容された施設はなんなのか…?といった引き込まれるストーリー展開が第一巻は上手に再現されており面白い。
グロ漫画だが作者さんの絵も上手く、見るに堪えない描写と言うのは少ない気もする。それでも人間の皮膚が剥がされたり部位破壊されるなど普通のラブストーリー、ラブコメディが好きな方にとっては過激な作品であろう。
第一巻を読んでみての感想は素直に面白く、続きが早く読みたい…といった気持ちになれた。多くの謎が今後、解き明かされていくだろうが驚きを与えてほしい。とりあえず続刊が配信されたら購入する作品としてお気に入りにしている。